かわいいサイズの イイダコ を、やわらかくおいしく煮付けました。飯蛸煮素材の味を生かして、味付けはお酒と醤油でシンプルに。
どこかほっとする素朴な味です。
おかずがもう一品ほしいな、というときにも。

イイダコ(飯蛸) の「イイ」とは
卵のことです。
卵を持った魚のことをよく「子持ち」といいますが、
イイダコ の場合は 「飯(いい)持ち」 といいます。
卵の大きさや形が米粒に似ているため、
そのように言われます。

頭からかぶりつくと、イイ(飯)が口の中に広がり何とも言えない
春の醍醐味 が味わえます。

産卵の時期 となる3~4月頃、
メスのお腹はたくさんの卵ではちきれんばかりに
膨らみます。 この春頃が地元の飯蛸の旬。

飯蛸 は、蛸の中でも一番小さな種類で
煮付けて美味しい小型の蛸 です。

イイダコ は白いものが好きなので、
釣りにはらっきょうや白い陶器、ねぎなどを
エサとして使います。

これは イイダコ がエサとする二枚貝と
見間違えるからといわれていますが、
なんともユニークですね(^^)

低カロリーで低脂肪、
ビタミン・ミネラルが豊富 な イイダコ は
とてもヘルシー。

さらに血圧やコレステロール、血糖値を下げる
効果のある タウリンが豊富 に含まれているので
糖尿病や動脈硬化、高血圧などの予防にも最適です。